皆様こんにちは!

フリーランスウェディングプランナーの加藤渚です☺

怒涛のウェディングラッシュ!!(とっても幸せな日々でした☺)でかなりご無沙汰の投稿となってしまいました。

先日のウェディングの振り返り。。。🍃

9月4日はIordan(ヨルダン)さんとTomonaさんのweddingでした🍃

ふたりから初めて連絡頂いたのは、去年の6月頃かな?

挙げたいレストランがあるけど、会場側が取り合ってくれない。困っているからフリープランナーの私に手を貸してほしい。

Tomonaさんからのメールは、願いを叶えたい、結婚式を挙げたい。というシンプルで切実な想いが伝わってくる内容だったのをよく覚えています。

ふたりとやり取りを進めていくと、国際結婚で海外からのゲストも多く、新婦様も海外と日本で活躍するバリバリキャリアウーマン!

そんなふたりは日本の型にはまったウェディングではなく、自由な結婚式を挙げたい。そして、その結婚式はふたりにとっての想いでの場所であるレストランで絶対挙げたい。

優しくて穏やかなIordanさんと、笑顔が可愛くて明るいTomonaさん。おふたりのお互いを思いやる気持ちや私までに気遣いしてくれる心の優しさに触れ、話を聞いていくと“結婚式を思い出の場所で挙げたい”というそのシンプルで真っすぐな想いを叶えてあげたいと思い、まずは会場に交渉のため足を運びました。

その会場は今までウェディングは行ったことがなく、経験不足から迷惑をかけてしまうのでは。。と心配され、最初は断られましたが、何度も何度も交渉を重ね、会場サイドにも安心して頂けるように方法もお伝えし、何度も頭を下げ、ふたりの想いを私が代弁し、初めて問い合わせを頂いてから2か月くらい経った頃かな?2022年2月のこの日なら、、、とようやく首を縦に振ってくださり受けて頂けることとなりました!(その時は涙が出るほど嬉しかったの!!)

イエスと言ってくださるまであの手この手と諦めない私に、きっと、会場担当の方は諦めの悪い懲りないプランナーだと思った事でしょう。笑

おふたりにも喜びの報告をし、2023年2月の結婚式に向けて準備を進めていきました。

ですが、2021年11月頃、コロナの影響が思うように収束せず、海外からの渡航制限も解除される気配もなく、このままだと海外に住んでいる新郎の家族が日本に来る事が出来ない。。おふたりと話し合い、残念でしたが開催2か月半前を前にして無期限延期の判断をいたしました。

開催できるのは、“海外からの渡航制限が解除されてから”。

そのニュースを心待ちする日々が始まりました。少しづつ緩和されてきて、そのニュースを目にする度に心躍ってふたりにそろそろ連絡しようかな♪まだ早いかな♪とそわそわしていましたところ、今年の4月頃。Tomonaさんから9月頃で開催日を決めたい!と嬉しいご連絡を頂き、会場へ電話しました。

会場からの返答は驚くべき内容で、9月の開催だとお受けできない。。会場へすぐに出向き話を聞く事に。ここには書けないけど、IordanさんとTomonaさんの結婚式はお受けできない。申し訳ない。の1点張りでした。理由も説明頂きましたが、その理由は決して納得できるものではありませんでした。

悔しくて。悔しくて。本当に悲しくて。2人にこのままの内容をお伝えする事は出来ない。そう思い会場と再度やり取りや打合せを重ねました。涙ながらに訴えかけた事もありました。ですが、先方からの答えは変わらず。。この話を聞いたふたりはどんなに残念な気持ちになるだろう、、と思うと胸が苦しくて仕方なくて。でもふたりの為にも正直に伝えました。

話している時は、悔しいやら申し訳ないやら、悲しいやら。。大好きなふたりを残念で悲しい想いをさせてしまう事が苦しくて。。いろんな感情がわき上げってきて、恥ずかしいけど涙が止まらなかったの。

希望を叶えてあげられなくてごめんなさい。とお伝えしましたが。内心ふたりとの縁も今日までなんじゃないか、、とさえ覚悟もしました。でもふたりがかけてくれた言葉は予想を裏切るもので“私たちの為にこんなに沢山動いてくれてありがとう。私たちはなぎちゃんを信じています。”と仰って頂けました。

きっと残念な気持ちはあったことと思う。いや、絶対あったはず。だけどクレバーなふたりは真っすぐ誤解せずきちんと受け止めて、その上で前を向いてくれました。

「新たに私たちの結婚式を挙げる場所、一緒に探してくれますか?私たちの結婚式にはなぎちゃんは必要不可欠なんです」とふたりからお話を頂き、心底嬉しかったのを覚えています。

そこから、ふたりと新たな会場探しが始まりました。

ふたりとは既に打合せも何度も重ねていて、希望や結婚式のイメージも共有出来ていたけど、実際は中々希望に合う場所が見つからず。。。会場探しに苦慮していたらふと目に留まった会場さんがとても素敵ですぐにお電話をして、ふたりの事情や希望が叶うか等お話をさせて頂いたらふたつ返事で“喜んでお受けします”との事!

ふたりにもお伝えし、会場見学に足を運んで頂きご納得の上、無事に会場を決定する事が出来ました。

そこからは、とんとん拍子で打合せを進めていき、2週間前の最終打合せはふたりのご自宅にお邪魔して、未完成のプロフィールムービーを3人で鑑賞しながら、ようやくここまでこれたね、と3人で涙して。胸がいっぱいになって。

式を迎える迄に、コロナによる延期、会場都合による会場変更。2つの大きな壁を乗り越えたふたり。きっと私に問い合わせをする前も、大変な想いをした事もあったでしょう。

でもね、いつだってどんな時だって、ふたりは諦めなかったの。前を向いていたの。だから私も絶対に諦めたくなかった。

当日はね、大好きなふたりが、ふたりの大好きな人たちに囲まれて、本当に幸せそうで、イタリアからお越しいただいたお母さまの挨拶も最高だったし、ダンスも楽しかったし、もうね、、全部が本当に最高でした!!

私を見つけてくれて、頼ってくれて、そして、最後まで諦めないで信じていてくれて本当にありがとうございました。

大好きな大好きなふたりの幸せのお手伝いができた事、最高に幸せに思っています!!

 

大好き♥

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