こんにちは

フリーランスウェディングプランナーの加藤渚です

結婚指輪の交換はなぜするのか。

諸説ありますが、私が好きなのはこちら。

《左手の薬指には、心臓に直通する血管があると信じられていて、心に一番近い指に永遠に朽ちることのない金属の和で封印をする事で、お互い気持ちが変わらないようにしよう。と想いを込めるおまじないからきている》というもの。

人前式の場合では、この本質さえ理解していれば、交換するのは指輪でなくても良いのでは?と思っています。

例えばネックレスだったり、時計でも、お手紙でも、交換するものはふたりの価値観に合うもので良いと思います。《キリスト式でそれを望む場合は、牧師先生に相談をしてくださいね》

指輪の交換を行った後に、新郎が新婦に改めて婚約指輪を贈るセレモニー”エンゲージメントカバーセレモニー”は、つけたばかりの結婚指輪に封をするように、その上から婚約指輪を重ね付けする為、「ふたりの愛と絆に永遠に蓋をする」「幸せに蓋をする」といった意味があるといわれています。

ひとつ、ひとつの意味を知ると、より丁寧にそのものの価値を伝えたくなる。

ふたりにもその意味を知ってもらった上で、結婚式当日を迎えてもらいたいから、結婚式の意味や価値を伝えるようになりました。

特に知らなくても良いのかもしれないけど。こんなに真面目にやらなくても良いのかもしれないけど。

だけど、本質を知ってから、”じゃあ、私たちはどうしようか”と話し合って考えてもらえたら。その話し合う・考えるというプロセスも結婚式の価値であると私は想っています。